学校法人カトリックマリスト会学園
高田カトリック幼稚園 〒635-0092 奈良県大和高田市大中南町6番20号 TEL:(0745)52-5380 |
民族学博物館へ行ってきました。
年長さん達と、吹田の万博公園の中にある国立民族学博物館(みんぱく)へ行ってきました。展示場の入り口の前にある世界地図(地図に代表的な展示物の絵が描いてあります)を見て、ちょっと大人びた言い方で、「世界には、いろんなものがあるんやな〜。」とつぶやく年長さん。「こっち、こっち。」「あっちにあんなんある。」と、いろんな展示物に興味津々の年長さん達でした。「先生、これは何?」「なんて言うの?」「あれは、何するやつ?」と、知りたいことがいっぱい。ラクダの鳴き声にびっくりしたり、大きな銅鑼を鳴らしてみたり、タッチパネルを上手に操作して見ている姿は、さすがにいまどきの子ども達だなあ〜と、関心しました。一人一人、興味や関心のあることは違います。「先生、あれなあ、自由研究してはるんやで。」「なんか書いてはるなあ。忘れやんように書いてはるんや。」と、見学に来られていた小学生や中学生のお兄さんやお姉さんの様子を見ていた年長さんもいました。小さな世界一周でしたが、年長さんにとって、行ってみたい、見てみてい、知りたい・・・という好奇心でいっぱいになった一日でした。
人形劇部
育友会活動の中に、人形劇部があります。
有志のお母さん方が集まって、子ども達のために、手作りの人形劇を年に3回公演してくださっています。 今日、6月生まれの人のお誕生会で、今年1回目の公演をしてくださいました。 人形を動かす人、声を担当する人、大道具や小道具を担当する人、照明、キーボードなど、いろいろな担当を それぞれのお母さんが自分のできることを分担しながら、素敵なチームワークでした。 なかでも嬉しかったのは、小さな弟や妹を連れておられる方も一緒に活動できるように、分担した役割の中に 直接人形を動かしたりはしないけれど、お母さんが公演中、小さい人たちを見ていてくださる係もあって、みんな で、少しずつ力を出し合って、助け合って、子ども達がよろこぶ人形劇をしてくださっていることでした。 お母さんたちの工夫、いろいろな特技、助け合って活動してくださっている姿は、幼稚園の子ども達の心の中に、 うれしい楽しい思い出として、刻まれていくことと思います。 今からもう次の公演が楽しみで、待ち遠しなあ・・・。 お誕生会
今日は、4月と5月にお誕生日を迎えたお友達を、みんなでお祝いしました。最初に、神父様の祈りに心を合わせ、神様の守りの中で大きく成長することができますようにと、お友達のためにお祈りをしました。お誕生日の子ども達は神父様から、いつもマリア様が子ども達を守り祈ってくださるようにと、おメダイをいただきました。 次に、お母様方から、楽しいうれしいプレゼントがありました。「はじまるよ〜。はじまるよ〜。」の歌に、子ども達もうれしいそう。「はらぺこあおむし」のお話が始まりました。ピアノの伴奏に合わせて、優しいお母さんの歌声で絵本のお話が進められていきます。いっぱい食べて蝶になったあおむしのように、みんなもいっぱい周りの人の愛情をうけて、心も体も大きくなって羽ばたいてね。というお母さん方のあたたかい愛情のこもったプレゼント。子ども達の心にしっかりと届きました。お母さん方、ありがとうございました。
「お仕事って何ですか?」
幼稚園では、子ども達のしている活動を「お仕事」と呼びます。
「子どもが仕事をするのですか?」と初めてその言葉を聞かれたお母様方は、いぶかしそうな顔をなさいます。 大人がする仕事は、報酬を得るためであったり、何か結果を得るために行う行為です。大抵の仕事は、やりたくなくてもしなければならないものであり、終わった頃には「ああ、疲れた」となるものです。 けれども、子どもの仕事は大人の仕事とは、まったく意味が違います。 それは、自分自身が独り立ちしてくために、成長して自分自身をつくりあげていくために、子どもの内側からやりたい・やらねばならないという強い力に導かれてする活動です。息抜きにする遊びや娯楽とは違って、自分という人格をつくりあげていくためにしなければならない尊い活動、そういう意味で(人間をつくりあげていく大切な)「仕事」と呼んでいるんです。 小さい穴を見つけて、その穴に石ころを無心になって落としている人がいました。小さい物を指先でつまみ、小さな穴に上手に手をコントロールして入れる。目と手が協応してできる動作を、そんな動きの中で、一生懸命しているんです。この小さい人は、まさに今、自分をつくりあげる尊い「仕事」に全身全霊で取り組んでいるんですね。 そんな風に子どもの姿やしていることを見てみると、子ども達の世界や姿が今までと全く違って見えてきます。 たくさんお花が咲くかな?野菜ができるかな?
学年別の活動(横割り活動)で、子ども達はそれぞれに花や野菜を植えて、育てています。
年長組は、野菜の苗を植えて大きくなる様子を、世話をしながら観察していきます。今年は、子ども達と先生の話し合いで、キュウリ・トマト・ピーマンそして、トウモロコシを植えることになったそうです。収穫が楽しみです。 年少組はあさがおを、年中組はひまわりの種まきをしていました。自分たちの蒔いた種から芽がでてきたら、感動だろうな。だれが一番最初に、芽がでていることに気づくかな?どんな顔をして、教えにきてくれるかな?と、今から芽の出るのを楽しみにしています。 |